人類史上初の遺伝子ワクチン(コロナワクチン)による後遺症は、現在の西洋医学では治療法が確立されていません。
治療法が無いのでほとんどの医師は治し方を知りません。
治し方を知らないので医師が処方する薬を飲むと後遺症が逆に悪化します。
ワクチン接種をしたほとんどの人が理解していませんが、コロナワクチンは何の予防効果もないただの毒物です。
ワクチン後遺症は、病院で治療をするのではなく、体内の毒を「解毒」しないといつまで経っても治りません。
逆に解毒をしないで治療だけ続けているとどんどん症状が悪化します。
このページは、「メディカル・ミディアム -医療冷媒-」を参考に原因不明・治療法不明の病を治癒する食事を紹介しています。
避けるべき食べ物
はじめに、「避けるべき食べ物」から紹介します。
いくら、免疫力が上がる食事や解毒に良いサプリを摂っていても、毎日、食べてはいけないものを食べていたら意味がありません。
トウモロコシ
トウモロコシを使用した製品や副生成物は重度の炎症を引き起こします。また、トウモロコシはウイルスや細菌、カビ、真菌の「エサ」になります。「遺伝子組換えでない」と表示されていても、何かしらの症状を引き起こすかもしれず、もしかしたら表示に反して遺伝子組換えのトウモロコシである可能性もあります。
コーンチップスやタコスの皮、ポップコーン、コーンフレーク、コーンシロップやコーン油を明らかに含んでいる食品など。
大豆
大豆は健康的な食べ物でした。しかし現在は、どの大豆製品も何らかの遺伝子組換えによる影響を受けているか、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を含んでいると考えてほぼ間違いないでしょう。
大豆、枝豆、味噌、豆乳、ソイナッツ(大豆を加工したナッツの代替品)、醤油、大豆ミート、大豆プロテインパウダー、TVP(大豆タンパク製人造肉)など。
採種油
現在、採種油のほとんどは遺伝子組換え技術を用いて生産されています。そうでなかったとしても、採種油は重度の炎症を引き起こす性質があります。小腸と大腸の粘膜を傷つける可能性があり、過敏性腸症候群の主要な誘因となります。採種油はウイルス、細菌、真菌、カビの「エサ」にもなります。その上、採種油は動脈内で硫酸のように作用し、血管に深刻な損傷を与えます。
精製テンサイ糖
今のところ、遺伝子組換えのビート(テンサイ)は主にテンサイ糖に加工されます。ですから精製テンサイ糖は癌やウイルス、細菌の「エサ」になります。
卵
人類は何千年も卵を食べてきました。その昔、1年のうちある時期に他に食べるものが無くなる地域において、卵は生き残るために欠かせない素晴らしい食べ物でした。しかし20世紀初頭に、自己免疫疾患やウイルスや細菌感染、癌が蔓延し始め、事情は変わりました。
もしライム病や全身性エリテマトーデス、慢性疲労症候群、偏頭痛、線維筋痛症等の病を患っていたら、卵を避けることが体が回復するための大きな力となるでしょう。
最大の問題点は、卵が癌やその他の嚢胞、筋腫、腫瘍、小結節等の主要なエネルギー源である、ということです。多嚢胞性卵巣症候群や乳癌、その他の嚢胞、筋腫、腫瘍がある女性は、卵は完全に除去してください。
癌を予防しようとしている、あるいは癌と闘病中である、または癌の再発を回復しようとしているというのであれば、卵を避けることは必須です。食事から卵を完全に除去することで、病を克服し、体を回復させるための力が沸き上がり、治癒の確率が上がります。
卵はまた、炎症やアレルギーの原因にもなったり、ウイルスや細菌、酵母菌、カビ、カンジタ菌、その他の真菌を増殖させたり、リンパ系に浮腫を生じさせたりします。
乳製品
牛乳、チーズ、バター、クリーム、ヨーグルト、その他の乳製品は、脂肪を多く含むため、消化器、特に肝臓がそれらを処理する際に負担になります。
乳製品には乳糖が含まれており、脂肪と糖の組み合わせは健康に悪影響を及ぼします。糖尿病患者はなおさらです。さらに乳脂肪が血管に入ると、ウイルスや細菌の増加を助けることになります。
また乳製品は粘液を産生し、炎症やアレルギーの主要な原因となります。
あなたが速やかに病から回復したいと思うなら、乳製品は完全に避けるべきなのです。
豚肉
ハムやベーコン、豚肉加工食品、ラード等を含むすべての豚肉を食べることを避けてください。豚肉を含むいかなる食品も脂肪が高いため、慢性病から回復する妨げになります。
養殖魚
養殖魚は大抵、閉ざされた小さな空間で飼育されます。この環境は藻や細菌、その他の病原菌が繁殖しやすいため、魚はしばしば抗生物質が与えられ、水は毒性のある化学薬品を使って浄化されます。ですから、養殖魚を食べるのは危険なのです。
もっとも安全な魚は天然のサケやカレイ、タラなどです。また、どの魚でも水銀に注意してください。
グルテン(小麦など)
グルテンは多くの穀物に含まれるタンパク質です。人間が特に敏感なグルテンを含むのは小麦粉や大麦、ライ麦、スペルト麦(小麦の一種)です(オーツ麦は過敏でない人にとってはとても良い食物です。「グルテンフリー」と表示されている商品を選んでください)。
グルテンを含む穀物には、何らかの病の要因となるアレルギー物質やタンパク質も存在します。これらは特に腸で機能障害や炎症を起こしたり、病に抵抗する主要な戦力である免疫系を混乱させたりします。
これらの穀物を食べると、体が回復するのが非常に難しくなります。なるべく早く治癒したいと思うなら、いかなる種類の穀物でも摂取は最小限に抑えてください。
グルタミン酸ナトリウム(MSG)
グルタミン酸ナトリウムは通常、脳に蓄積し、脳組織に深く浸透します。そして炎症や腫れを引き起こし、何千もの脳細胞を破壊し、電気インパルスを阻害し、神経伝達物質を衰弱させ、神経を疲弊させ、混乱と不安をもたらし、微小脳卒中まで誘発することがあります。さらに中枢神経系を弱め、傷付けます。
天然フレーバー
天然フレーバー(香料)という名の原材料は隠れたグルタミン酸ナトリウムです。
天然チェリーフレーバー、天然オレンジフレーバー、天然レモンフレーバー、天然フルーツフレーバー・・・、これらは単なる果物エキスではなく、体に良いものではありません。スモークフレーバーやターキーフレーバー、ビーフフレーバー、天然ペパーミントフレーバー、天然メープルフレーバー、天然チョコレートフレーバー、天然バニラフレーバー、その他「天然」や「フレーバー」の付くものすべてもこの類です。
天然フレーバーはすべて生体有害物質や化合物を何種類も含んでいます。
人口調味料
人口調味料は、人工的に作り出された幾多の化学物質のうちの数種類を主要成分として含む可能性があり、摂取には高いリスクを伴います。
人口甘味料
ほとんどの人工甘味料は添加物であるアスパルテームを含むため、神経毒の作用があり、神経と中枢神経系の働きが阻害されます。人口甘味料を長期にわたり使用すると、脳の神経障害や脳卒中を引き起こす可能性があります。
甘いものを食べたければ果物を好きなだけ食べてください。果物には病気に対する抵抗力をつけ、体を癒す特性があります。
クエン酸
他の添加物に比べると、クエン酸はそれほど有害ではありません。
とは言っても、クエン酸は胃と腸の粘膜を強烈に刺激するため、敏感な体質なら炎症と不快な症状が生じることが数多くあります。
避けるべきサプリメント
市販のサプリメントには素晴らしいものがたくさんあります。しかし、病気によっては合わないサプリメントも存在します。
L-カルニチン
カルニチンは様々なウイルスにとって最高の栄養源です。L-カルニチンは癌の回復の妨げになります。
このアミノ酸が高濃度に含まれるサプリメントは必ず避けてください。
内分泌腺の働きをサポートするサプリメント
内分泌腺の働きをサポートする動物由来のサプリメントは、高濃度のホルモンで活性化するウイルスや細菌、癌の最高の「エサ」になります。
牛などの動物の内臓や腺から抽出した成分が少しでも含まれているサプリメントは、いかに少量であっても摂取には注意が必要です。このようなサプリメントは質の悪いステロイド化合物で、しばしば副腎やその他の内分泌系の腺や臓器の働きをサポートするために医者から処方されます。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは乳製品の副産物で、摂取すると体に炎症を起こさせる以外、特に顕著な影響はありませんが、大抵グルタミン酸ナトリウムを含んでいます。
オーガニックの麻の実由来のプロテインパウダーであれば一般的に害は無いでしょう。
フィッシュオイルのサプリメント
一番の問題は、このようなサプリメントの原料となる魚のほとんどが体内に水銀とダイオキシンを持っていることです。水銀を体内に保有する魚を食べると、水銀が腸や肝臓、胃に溜まる傾向があります。
フィッシュオイルのサプリメントに入り込んだ濃縮水銀は血液脳関門を通過する力を持ち、体のさまざまな系の機能を阻害しつつ繊細な臓器に容易に侵入します。水銀はさらにウイルスや細菌の「エサ」となりそれらを強化します。そのため、フィッシュオイルのサプリメントはアルツハイマー病などの認知症、慢性の脳の炎症系疾患などを発症する時期を早めてしまいます。
鉄分のサプリメント
適量の鉄分は体に良いのですが、ウイルスはこの金属が大好物です。ほぼすべての貧血は軽度のウイルス感染から生じています。ですから、植物性でない鉄分のサプリメントは避けるようにしてください。
ほうれん草や大麦若葉、スイスチャード、カボチャの実と種、アスパラガス、硫黄添加物が含まれていない干しアンズ、その他の比較的鉄分の多い野菜や果物を食べることにより、自然な鉄分を接種できます。ウイルスは、天然の抗ウイルス成分を含む野菜や果物由来の鉄分は好みません。
慢性疲労症候群・線維筋痛症とEBウイルス
エプスタイン・バール(EB)ウイルスは、隠れた伝染病を創り出しました。
EBウイルスはすべての分野におけるミステリー病の原因です。人によって症状は様々で、病名が付けられない倦怠感や痛みが現れることがあります。ホルモン補充など、効果のない治療に医者を駆り立て、それによって苦しむ人もいます。そしてEBウイルスに感染しているにもかかわらず、原因は他にあると診断される人は、実に多いのです。
EBウイルスの起源と感染経路
EBウイルスは1964年に2人の優秀な医師によって発見されましたが、病の原因となり始めたのはそれより半世紀以上前の1900年代初頭です。初期のEBウイルスは現在も存在していますが、比較的活動は穏やかで、感染しても老年期までこれといった症状を起こさない場合もあり、症状が表面化してもそれほど深刻ではありません。そして、多くの人がこの穏やかなEBウイルスの株に感染しています。
EBウイルスの感染経路は多岐にわたります。
母親が保菌者だった場合、生まれてきた赤ちゃんが感染していることもある。
血液感染。
性行為等を通じた血液以外の体液の接触。(条件によってはキスだけでもEBウイルスに感染する可能性がある)
EBウイルス感染のステージ1(潜伏期)
EBウイルス感染のステージ2(単核球症発症)
EBウイルス感染のステージ3(臓器に巣食う)
EBウイルスは3種類の毒素を作り出します。
・ウイルスの副生成物
・ウイルスの死骸
・神経毒
肝臓の働きの低下、C型肝炎、腸管に毒素が溜まる、食べ物に過敏になる
全身性エリテマトーデス、甲状腺機能低下症、その他の甲状腺疾患
EBウイルス感染のステージ4(神経系の炎症)
筋肉の痛み、関節痛、、圧痛点の痛み、腰痛、手足の疼きおよび麻痺、偏頭痛、慢性疲労、めまい、飛蚊症、不眠症、睡眠の質の低下、寝汗、慢性疲労症候群、線維筋痛症、耳鳴り、めまいとメニエール病、不安神経症、胸部圧迫感、胸痛、食道けいれん、喘息など。
EBウイルスが引き起こす症状からの回復
回復までにどのくらい時間がかかるかは人によっても、さまざまな要素によっても異なります。
3ヶ月で治る人もいますが、通常は1年ほどかかります。EBウイルスを壊滅させるのに1年以上かかる人もいます。
~体を癒す食べ物~
果物や野菜には、EBウイルスを体外に排出し、ダメージを受けた体を癒す効果があります。毎日の食事に摂り入れるのに最適な果物と野菜を次に挙げます(重要性の高いものから順に並べています)
1日にこの中から、最低3種類を食べるようにしてみてください。食べる量は多いに越したことはありません。組み合わせ種類を変えながら、1~2週間で全種類食べられるようにしてください。
ワイルドブルーベリー:中枢神経系の回復と、肝臓からのEBウイルス神経毒の排出を助けます。
セロリ:胃の塩酸を強化し、中枢神経系に無機塩類を供給します。
スプラウト:高濃度の亜鉛とセレンを含み、免疫系がEBウイルスに対抗する力を強めます。
アスパラガス:肝臓と脾臓を浄化し、膵臓を強化します。
ホウレンソウ:体内をアルカリ性にし、非常に吸収性の高い微量栄養素を神経系に供給します。
コリアンダー(パクチー):EBウイルスの好物である水銀や鉛等の重金属を体外に排出します。
パセリ:EBウイルスの増殖を活発化させる銅とアルミニウムを大量に体外へ排出します。
ココナッツオイル:抗ウイルス性で、抗炎症作用を持ちます。
ニンニク:抗ウイルス性および抗菌性で、EBウイルスから体を守ります。
ショウガ:栄養の吸収を助け、EBウイルスが原因となって起こるけいれんを緩和します。
ラズベリー:内臓や血液から遊離基(フリーラジカル)を除去する抗酸化物質を豊富に含みます。
レタス:腸を刺激して蠕動運動を起こし、EBウイルスを排出させるため、肝臓の浄化作用を助けます。
パパイヤ:中枢神経系の回復や、胃の塩酸の強化・産生を助けます。
アンズ:免疫系を回復し、血液を増やします。
ザクロ:血液とリンパ系の解毒・浄化を助けます。
グレープフルーツ:免疫系を助け、毒素を体外に排出させるバイオフラボノイドとカルシウムの豊富な供給源です。
ケール:EBウイルスなどのウイルスから体を守るアルカロイド(植物塩基)を豊富に含みます。
サツマイモ:EBウイルスの副生生物や毒素から肝臓を浄化し、解毒するのを助けます。
キュウリ:副腎と腎臓を強化し、神経毒を血液から排出します。
フェンネル:EBウイルスと戦う強い抗ウイルス化合物を含みます。
~体を癒すハーブとサプリメント~
以下のハーブとサプリメントは、さらに免疫系を強化し、ウイルスのもたらした害から体が回復するのを助けます
(重要度の高いものから順に並べています)。
キャッツクロー(南米の高地に自生するつる植物):EBウイルスとその補因子である連鎖球菌AおよびBを減少させます。
シルバーハイドロソル:体内のEBウイルスのウイルス負荷を下げます。
亜鉛:免疫力を高め、甲状腺をEBウイルスによる炎症から守ります。
ビタミンB12:中枢神経系を強化します。
カンゾウ:EBウイルスの産生を抑え、副腎と腎臓を強化します。
レモンバーム:抗ウイルスおよび抗菌性を持ち、EBウイルスの細胞を破壊し、免疫力を高めます。
5-メチルテトラヒドロ葉酸(5-MTHF):内分泌系と中枢神経系を強化します。
セレン:中枢神経系を強化・保護します。
紅藻類:水銀などの重金属を取り除き、ウイルス負荷を低減する高い抗ウイルス性を持ちます。
L-リジン:EBウイルス負荷を減らし、中枢神経系の抗炎症作用を持ちます。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):中枢神経系を回復させ、重金属を除去します。
エスターC:免疫力を高め、肝臓からEBウイルスをその補因子を減少させます。
ネトルリーフ(イラクサ):必須微量栄養素を脳や血管、中枢神経系に供給します。
モノラウリン:抗ウイルス性を持ち、免疫力を高めます。
レッドクローバー:肝臓やリンパ系、脾臓を浄化しEBウイルスの毒素を除外します。
スターアニス(八角):抗ウイルス性を持ち、肝臓と甲状腺に潜むEBウイルスを破壊します。
クルクミン:ウコンの有効成分で、内分泌系および中枢神経系の強化に役立ちます。
多発性硬化症
多発性硬化症の見分け方
初期症状は目のかすみや複視、色の識別困難、目の痛み、失明等が通常は片目ずつ起こります。
その後、以下の症状が生じます。
・慢性的な虚弱状態と倦怠感
・特に筋肉を中心とする体じゅうの慢性の痛み
・震え
・腕や脚の無感覚(まず体の左右どちらかに起こり、もう一方の半身へ移動する)
・脚の衰え、または麻痺による歩行困難
・思考力が低下し集中できないなど、頭の中に霧がかかったようなもやもやした状態(ブレインフォグ)
・記憶障害
・ろれつが回らない
多発性硬化症の正体
多発性硬化症の原因となるEBウイルスが、さらに同じウイルスの他の種と異なる点は、それが細菌や真菌、重金属の特殊な結合体と共同で作用する、ということです。
具体的には、多発性硬化症の患者は通常、以下のEBウイルスの補因子を体内に宿しています。
・連鎖球菌A及び連鎖球菌B
・ヘリコバクターピロリ菌(既往症も含む)
・カンジタ菌
・サイトメガロウイルス
・銅、水銀、アルミニウム等の重金属(これらはウイルスによる神経への攻撃から体を守る免疫系を弱めます)
~多発性硬化症からの回復~
イコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸(EPAおよびDHA):ミエリン鞘の保護と強化に役立つオメガ3脂肪酸です。植物由来(魚ではなく)の製品を摂取してください。
L-グルタミン:脳からグルタミン酸ナトリウム(MSG)などの毒素を排出し、神経を保護します。
ヤマブシタケ:ミエリン鞘を保護し、神経の働きを助ける薬効成分を持つキノコです。
α-リポ酸(ALA):傷ついた神経と神経伝達物質、ミエリン鞘の修復に役立ちます。
モノラウリン:脳内のウイルス細胞や細菌細胞、その他の有害微生物(カビなど)を破壊します。
クルクミン:ウコンの成分で中枢神経系の炎症を減少させ、痛みを緩和します。
大麦若葉搾汁液の粉末(大麦若葉の搾り汁を乾燥させたもの):中枢神経系を活性化する微量栄養素を含みます。脳組織や神経、ミエリン鞘に栄養分を供給します。
関節リウマチ
一般的に、関節リウマチは手足の小さな関節に影響が現れますが、膝や肘、その他の大きな関節に影響があることもあります。さらに、神経や皮膚、口、目、肺、さらには心臓にまで症状が出ることもあります。この疾患のもっとも顕著な症状は関節の痛みと腫れです。時と共に、関節と骨に損傷や変形が起こることもあります。
関節リウマチの見分け方
関節リウマチの症状は、体が典型的なウイルス性の病原菌から自らを守っている結果起きているのです。
・関節痛(特に手首と指関節、膝、足の母趾球のいずれか、あるいはすべてにおける痛み。関節でない場所に痛みが生じることもある)
・関節の炎症
・関節のコリ(特に起床後に始まり、数時間続くことがある)
・疼きや感覚麻痺(特に手足)
・浮腫み(むくみ)(特に足首や膝裏)
・倦怠感、熱、その他の風邪のような症状
・動悸
・皮膚のヒリヒリする痛みや痒み
・焼けつくような痛み(痛む箇所が移動する)
・神経痛
関節リウマチはEBウイルスの一種によってもたらされる症状です。
EBウイルスは関節や骨、神経等の体のさまざまな部位に慢性的な症状を生じさせます。関節に痛みや炎症を起こしているのはこのウイルスです。
~関節リウマチからの回復~
関節リウマチを引き起こすEBウイルスは特に体に負担を与え、対処が難しいため、次の抗炎症作用を持つ自然なもの(免疫系を弱めない抗炎症物質)を摂ることも推奨します。もっとも効果の高いものから順に並べました。これらを摂取することで痛みが和らぎ、EBウイルスの影響からの回復が促進されます。
クルクミン:ウコンに含まれる成分。炎症を抑え、痛みを緩和します。
ネトルリーフ(イラクサ):アルカロイドを含むハーブで、EBウイルス特有の炎症を軽減します。
ウコン:炎症を抑え、痛みを緩和する植物です(根の部分)。
Nアセチルシステイン:炎症を抑え、痛みを緩和するアミノ酸の一種です。
メチルスルフォニルメタン(MSM):炎症を抑え、関節の痛みを緩和する化合物です。
これらを摂取する他に、冷温湿布も行ってください。まず、痛みのある箇所に冷湿布を30分当て、次に温湿布を10分当てることを1日1回行います。冷湿布により炎症が抑制され、回復が速まり、温湿布により患っている関節周辺の筋肉の緊張を和らげます。
甲状腺機能低下症と橋本病
甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌低下を意味する病名で、初期の軽度な甲状腺炎のことです。甲状腺機能低下症と橋本病は、過去のヨウ素不足と甲状腺に溜まった毒素がもたらした甲状腺腫とは違います。そしてこれらの病名は、倦怠感や動悸、ほてり、頭が朦朧としたり、体重増加、その他多くの関連症状の本当の原因ではありません。
橋本病は免疫系がどういうわけか混乱し、甲状腺細胞を侵入生物と誤って認識して戦いを挑んだ結果起こる病気だと医学界は信じています。
これは間違いです。体は自らを攻撃することはありません。免疫系が混乱して体内の臓器を攻撃することはあり得ないのです。このことは甲状腺だけでなく、どの臓器にも言えます。
通常は肝臓内で、長い増殖期間を過ごした後、EBウイルスは甲状腺へ移動を開始し、甲状腺の細胞に侵入します。時と共に、ウイルスによって甲状腺が衰弱し、体が機能するのに必要なホルモンを分泌する能力が低下します。さらに時間が絶つと、EBウイルスは徐々に甲状腺に炎症を起こさせ、甲状腺機能低下症から橋本病といった疾患を引き起こします。
甲状腺疾患の治療
ダメージを受けた甲状腺を癒し、内分泌系にあるその他の分泌腺(副腎、脳下垂体、脾臓等)もすべて強化する食べ物やハーブ類、サプリメントを紹介します。これらは特に甲状腺内のウイルス量を下げる効果もあります。
~体を癒す食べ物~
甲状腺疾患にもっとも癒し効果の高い食べ物。
大西洋産ダルス(大西洋北部沿岸に生育する海藻)
ワイルドブルーベリー
スプラウト
コリアンダー(パクチー)
ニンニク
麻の実
ココナッツオイル
ブラジルナッツ
クランベリー
これらはEBウイルス細胞を破壊し、微量栄養素を体に供給し、甲状腺細胞を修復し、小結節の形成を低下させ、毒性のある重金属とウイルスの排泄物を体外に排出し、甲状腺ホルモンの産生を促進します。
~体を癒すハーブとサプリメント~
亜鉛:EBウイルス細胞を破壊し、甲状腺を強化し、内分泌系を保護します。
スピルナ(ハワイ産が望ましい):甲状腺にとって大切な微量栄養素を供給します。
ブラダーラック(ヒバマタ科の海藻):吸収しやすいヨウ素と微量栄養素を甲状腺に供給します。
クロム:内分泌系の安定化を助けます。
L-チロシン:甲状腺ホルモンの産生を促します。
アシュワガンダ(ナス科の常緑低木:インドニンジン):甲状腺と副腎を強化し、内分泌系の安定化を助けます。
カンゾウ:甲状腺内のEBウイルス細胞を破壊し、副腎の働きをサポートします。
エゾウコギ:副腎を強化し、内分泌系の安定化を助けます。
レモンバーム:甲状腺内のEBウイルス細胞を破壊し、小結節の発達を阻害します。
マンガン:甲状腺ホルモンT3の分泌に不可欠です。
セレン:甲状腺ホルモンT4の分泌を促します。
ビタミンD3:免疫系の安定化と反応を助けます。
ビタミンBコンプレックス:内分泌系に欠かせないビタミンです。
マグネシウム:甲状腺ホルモンT3の安定化を助けます。
エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸(EPAおおびDHA):内分泌腺と神経を強化します。魚由来ではなく植物由来の製品を摂取してください。
オトメアゼナ(オオバコ科の植物):甲状腺ホルモンの分泌とT4からT3への変換を補助します。
ルビジウム:甲状腺ホルモンの分泌を安定化させます。
銅:EBウイルス細胞を破壊し、ヨウ素の効果を増大させます。
2型糖尿病と低血糖症
2型糖尿病の症状
喉の異常な渇き、口内粘膜の乾燥(ドライマウス)、頻尿:余ったブドウ糖を体外へ排出するため、体が水分を使っているからです。
目のかすみ:水分不足になると、余ったブドウ糖を流しだす目的で、体は目の水晶体から水分を奪うことがあります。
異常な空腹:細胞の栄養となるはずのブドウ糖が十分に吸収できていないために起こります。
倦怠感、イライラ:細胞がブドウ糖から十分に栄養を得られず、体内のエネルギーが不足しているからです。
消化不良:膵臓はインスリン以外に、体が食べ物を分解するのに必要な酵素も作っています。膵臓の機能が低下すると、インスリンだけでなく酵素も不足するため、消化活動を行うのが難しくなるのです。
低血糖:血糖値が大幅に下がり、エネルギーが不足する状態のことで、弱った肝臓と副腎の機能低下が原因で起こります。1時間おきなど、かなり短い間隔で症状が出るケースもあります。
~体を癒す食べ物~
ワイルドブルーベリー
ホウレンソウ
セロリ
パパイヤ
スプラウト
ラズベリー
アスパラガス
これらの食べ物は肝臓をデトックスし、血中ブドウ糖レベルを上げ、膵臓の働きをサポートし、副腎を強化して、インスリンを安定させます。
気をつけなければならない食べ物は、特にチーズや牛乳、クリーム、バター、卵、精製油、糖分(非加熱のハチミツと果物以外)です。
~体を癒すハーブとサプリメント~
亜鉛:膵臓と副腎の働きをサポートし、血液中のブドウ糖のレベルが安定するのを助けます。
クロム:膵臓と副腎の働きをサポートし、インスリンのレベルが安定するのを助けます。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):血液中のブドウ糖のレベルが安定するのを助け、副腎の働きをサポートします。
エスターC:この型のビタミンCは副腎を癒し、強化します。
α-リポ酸(ALA):ブドウ糖を貯蔵・放出する肝臓の機能を強化します。
シリカ:膵臓が安定してインスリンを分泌するのを助けます。
パースレーン(スベリヒユ):膵臓を強化し、消化酵素の分泌を促します。
エゾウコギ:体が素早く反応・適合する力を高め、副腎が恐怖やストレス、その他の激しい感情に過敏に反応するのを抑制します。
コウライニンジン:体が素早く反応・適合する力を高め、副腎が恐怖やストレス、その他の激しい感情に過敏に反応するのを抑制します。
エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸(EPAおよびDHA):インスリン抵抗性の治癒を助けます。魚由来でなく植物由来の種類を摂取してください。
ビチオン:血液中のブドウ糖レベルが安定するのを助け、中枢神経の働きをサポートします。
ビタミンBコンプレックス:中枢神経の働きをサポートします。
ギムネマ・シルベスタ:血液中のブドウ糖レベルを低下させ、インスリンのレベルの安定化を助けます。
マグネシウム:膵臓の機能低下により生じた消化不良と、副腎のストレスを緩和します。
ビタミンD3:膵臓と副腎を強化し、炎症を抑えます。
副腎疲労
副腎疲労の症状
体力低下、エネルギー不足、集中力の低下、思考の混乱、物忘れ、かつては容易にできていた基本的な作業を行うことが困難に感じる、しわがれ声、消化不良、便秘、鬱、不眠、起床時から疲れており昼寝をしてしまう、等。
副腎疲労のその他の兆候
・1日をスタートしてまもなく、または1日中、力が入らないと感じる
・日中、職場ではずっと疲れていたのに、夜、自宅では元気が出る
・夜、とても疲れているのに、なかなか眠りにつけない
・一晩中よく眠ったのに、休んだ気がしない
・どんなに軽い作業でも、それを行った後に脇の汗が長時間止まらない
・常に喉が渇いており、渇きを癒すことができない。あるいは常に口が渇いている
・目がかすんだり、目の焦点を合わせるのが難しい
・常に刺激物を浴する
副腎疲労からの回復
コルチゾールの服用(緊急時のみ)
グレージング(1時間から2時間半おきに軽食を摂る)
食事は毎回、カリウムやナトリウム、糖をバランス良く含んでいるものが望ましいです。ここで言う糖とは、果物に含まれる自然の糖のことであり、この果糖は、精製糖や乳製品に含まれる乳糖とは違い、必須ミネラルやその他の栄養を含みます。
副腎を癒すのに最適な間食の例を以下に挙げます。
・デーツ(カリウム)1個にセロリスティック(ナトリウム)2本、リンゴ(糖)1個
・アボカド(カリウム)半分、ホウレンソウ(ナトリウム)、オレンジ(糖)1個
・サツマイモ(カリウム)1個、パセリ(ナトリウム)、ケールにレモン汁を絞ったもの(糖)
~体を癒す食べ物~
副腎疲労を解消するためにもっとも有効な食べ物。
スプラウト
アスパラガス
ワイルドブルーベリー
バナナ
ニンニク
ブロッコリー
ケール
ラズベリー
ブラックベリー
ロメインレタス
赤いリンゴ
~体を癒すハーブとサプリメント~
カンゾウ:体内のコルチゾールとコルチゾンの量のバランスを改善します。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):副腎を強化する高濃度の活性酸素分解酵素(SOD)とクロムを含有します。
エスターC:炎症を低下させ、過労によって肥大した副腎を沈静化します。
クロム:インスリンの量のバランスを改善し、副腎と甲状腺、膵臓を強化します。
エゾウコギ:体が素早く反応・適応する力を促進し、副腎がストレスに対して過剰反応することを予防します。
チョウセンゴミシ:腎臓のけいれんを抑えることで、副腎のストレスを減らします。
アシュワガンダ(インドニンジン):テストステロンおよびデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、コルチゾール分泌量の最適なバランスを促進します。
マグネシウム:不安神経症を抑え、神経系の過活動を緩和し、副腎のストレスを低下させます。
5-メチレンテトラヒドロ葉酸:中枢神経系を強化することで、副腎の負担を軽減します。
冬虫夏草:胆嚢と肝臓を回復させ、血液中の余剰なコルチゾールを効果的に処理します。
コウライニンジン:体が素早く反応、適応する力を促進し、副腎がストレスに対して過剰反応することを予防します。
ローズヒップ:炎症を抑え、過労によって副腎が肥大化するのを和らげます。
大麦若葉搾汁液の粉末:胃の塩酸を増やし、副腎を強化します。
キバナオウギ:免疫系、内分泌系全体を強化します。
レモンバーム:神経系に栄養を補給し、インスリンの分泌の調節を助けます。
イワベンケイ:副腎機能を強化します。
偏頭痛
偏頭痛を引き起こす可能性のある一般的な要因
・脳震とう
・髄膜炎
・脳卒中
・一過性脳虚血発作(TIA)
・脳動脈瘤
・脳腫瘍
・脳の嚢胞(のうほう)あるいは小嚢胞
・頸神経の機能阻害
その他
・EBウイルスと帯状疱疹ウイルス
・微細一過性脳虚血発作
・副鼻腔炎
・アンモニア透過症
・電解質不足
・ストレス
・月経
・睡眠障害
・重金属やその他の環境有害物質
偏頭痛の誘因となる一般的な食べ物
乳製品:粘膜を形成するため、リンパ系への圧力を高め、最終的に中枢神経へ圧力がかかることになります。
卵:塩酸量の低下など、消化器系が弱った状態にあると、卵をアンモニア量を高めるため、アンモニアが中枢神経系を覆い尽くしダメージを与えます。
グルテン(小麦、ライ麦、大麦、スペルト麦など):グルテンは免疫系を混乱させ、ヒスタミンの量を高めるため、それが偏頭痛の原因となることがあります。
肉類(牛、鶏、豚など):塩酸量の低下など、消化器系が弱った状態にあると、タンパク質の比率の高い食べ物はアンモニアの産生を引き起こすため、アンモニアが中枢神経系を覆い尽くし、ダメージを与えます。
発酵食品(ピクルス、キムチ、ケチャップなど):発酵食品や酢が主な原料の食べ物は腸管のPH(水素イオン濃度)のレベルを下げるため、体全体が酸性に傾き、偏頭痛を引き起こすことがあります。
塩:ケルト海塩やヒマラヤ岩塩を使用してください。食卓塩は避けてください。
油:菜種油、コーン油、綿実油、パーム油は炎症を引き起こすことが非常によくあります。
食品添加物(グルタミン酸ナトリウム、アスパルテームなど):これらは神経毒であり、偏頭痛に苦しむ人がこれらを摂取すると非常に高確率で偏頭痛が起こります。
アルコール:体から水分を大量に奪い、肝臓の負担になります。
チョコレート:中枢神経系を過度に刺激し、大きな負担を与える神経毒のような働きをするため、偏頭痛を引き起こすことがあります。
回復を促進するためには、このような食べ物や飲み物を少なくとも偏頭痛がなくなるまで除去してください。
偏頭痛からの回復
~体を癒す食べ物~
ある種の食べ物は、筋肉を緩め、毒素を排出し、脳細胞を活性化し、消化を改善し、神経を鎮め、必須栄養素を供給するため、偏頭痛を予防したり、治したりするのに役立ちます。
偏頭痛の解消に有効な食べ物トップは、
新鮮なセロリジュースやコリアンダー(パクチー)
麻の実
パパイヤ
トウガラシ
ニンニク
ショウガ
ケール
シナモン
リンゴ
~体を癒すハーブとサプリメント~
菊花茶:ヒスタミンを減少させ、アレルギー反応を緩和します。
ナツシロギグ:偏頭痛のような不具合が発生した際、血管の拡張・収縮のバランスを整えます。
バターバー(セイヨウフキ):偏頭痛が生じた際、それに対処するために好塩基球(白血球の一種)を強化します。
マグネシウム:三叉神経内外の緊張を緩和します。
エスターC:酸素を必要とする箇所により多くの酸素を供給するために血液からヒスタミンを除去します。同時に免役も強化します。
イチョウの葉:ヒスタミンを減少させ、アレルギー反応を緩和します。
ホワイトウィロバーク(セイヨウシロヤナギ):炎症を抑え、痛みを和らげます。
カヴァ(コショウ科の低木):神経の緊張を緩和します。
レモンバーム:炎症を抑え、中枢神経を鎮めます。神経に炎症を起こさせているウイルスを破壊します。
ローズマリー(葉の部分):血管を保護します。
リポフラビン(ビタミンB2):神経機能をサポートします。
コエンザイムQ10:炎症を抑え、神経の情報伝達能力を強化します。
カイエンペッパー(赤トウガラシ):痛みを和らげ、ヒスタミンのバランス維持をサポートします。
スカルキャップ:神経の緊張を緩和します。
バレリアンルート(カノコソウの根):迷走神経をリラックスさせ、偏頭痛による高血圧を緩和します。
帯状疱疹、大腸炎、顎関節症、糖尿病性神経障害等
医学界では、帯状疱疹は単純明快な症例として捉えられています。帯状疱疹ウイルスに侵された患者は、脇や背中に典型的な発疹や神経痛が生じる、ただそれだけです。
しかし、皮膚科を悩ますような発疹からピクッとするひきつりや疼き、ヒリヒリする痛み、けいれん、慢性偏頭痛などの何百万人もの人が患っている謎の神経症状も実は、帯状疱疹ウイルスが原因なのです。ベル麻痺、四十肩や五十肩、糖尿病性神経障害、大腸炎、膣の灼熱感、顎関節症、ライム病、さらに多発性硬化症と誤診される症例は、さまざまな種類の帯状疱疹ウイルスが引き起こしているのです。
医者が理解していないのは、帯状疱疹ウイルスは1種類ではなく、31種類もあるということです。種類によって症状が異なるので、これは重要です。
帯状疱疹ウイルス感染の症状
帯状疱疹ウイルスに侵されている可能性を示唆する症状には、インフルエンザのような発熱や悪寒、頭痛あるいは偏頭痛、鈍痛あるいは急性の痛み、焼け付くような痛み、痒み、疼き、赤い発疹、膿疱(膿を持った発疹)などがあります。
医学界は最後の2つの症状(赤い発疹と膿疱)は帯状疱疹につきものだと思っていますが、実際は、これはある1種類の帯状疱疹ウイルスの典型的な症状にすぎません。
発疹を伴う帯状疱疹ウイルス感染
発疹を起こす株は7種類あります。
1、典型的な帯状疱疹ウイルス
2、上半身に発症させる帯状疱疹ウイルス
3、両腕に発症させる帯状疱疹ウイルス
4、片腕だけに発症させる帯状疱疹ウイルス
5、頭部に発症させる帯状疱疹ウイルス
6、両脚に発症させる帯状疱疹ウイルス
7、膣周辺に発症させる帯状疱疹ウイルス
発疹の出ない帯状疱疹ウイルス感染
医学界にはまったく知られていませんが、通常は発疹を引き起こさない帯状疱疹ウイルスの株が8種類存在します。
この発疹の出ないタイプのウイルス株に感染していたら、発疹の出るタイプの株の場合よりも体のより奥深くに痛みや神経障害が起こります。
1、神経痛性の痛みを引き起こす帯状疱疹ウイルス(糖尿病性神経障害)
2、ひどい痒みを引き起こす帯状疱疹ウイルス
3、膣内部に炎症を引き起こす帯状疱疹ウイルス
4、大腸炎を引き起こす帯状疱疹ウイルス
5、腕と脚にヒリヒリする痛みを引き起こす帯状疱疹ウイルス
6、口や顎周辺に炎症を引き起こす帯状疱疹ウイルス
7、四十肩・五十肩の症状として現れる帯状疱疹ウイルス
8、体が燃えているように熱くなる感覚をもたらす帯状疱疹ウイルス
帯状疱疹ウイルス感染による症状の治療
この病にはシンプルかつ効果の高い治療法があります。次に紹介する方法を毎日欠かさず実行すれば、ウイルスを休眠状態に戻し、事実上無害なものに変化させることができます。
これを達成するのにどれほどの時間を要するかはさまざまな要素によって変わってきます。ウイルスが潜伏していた時間の長さ、周りの環境(ウイルスを増強させる毒性が高いかどうか)、免疫系の状態(不適切な投薬により弱っていないか)などです。大まかに言って、完治するまでに3ヵ月から1年半ほどかかるでしょう。
~体を癒す食べ物~
発疹を伴うかどうかにかかわらず、あらゆる帯状疱疹ウイルスの症状の治療に、ある種の食べ物が大いに力を発揮します。それらの食べ物は、それぞれのウイルス株と戦い、神経毒の症状から体が回復するのをサポートし、免疫系を強化し、神経を修復し、、神経の発達を促し、皮膚の炎症を静め、体から毒素を排出します。
特に摂取することが望ましい食べ物は、
ワイルドブルーベリー
ココナッツ
パパイヤ
赤リンゴ
ナシ
アーティチョーク
バナナ
サツマイモ
ホウレンソウ
アスパラガス
レタス(濃い緑や赤色の葉の部分が多いもの)
サヤマメ
アボカド
~体を癒すハーブとサプリメント~
α-リポ酸(ALA):帯状疱疹ウイルスによりダメージを受けた神経系の部位を修復、強化する抗酸化物質です。
マグネシウム:炎症を抑え神経を鎮めることで、腫れやけいれんを予防します。ダメージを受けた神経周辺の筋肉の働きもサポートします。
メチルサルフォニルメタン(MSM):炎症により硬化した神経を修復し、適度な柔軟性を回復させます。
ビタミンB12(メチルバラミンまたはアデノシルコバラミン、あるいは両方を含む):ウイルスによりダメージを受けた神経系の部位を修復、強化します。
エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸(EPAとDHA):ウイルスによりダメージを受けた神経系の部位を修復、強化します。魚ではなく植物由来の製品を入手してください。
ロベリア:曝露したウイルスを破壊します。
ナツシロギク:神経系の炎症を緩和します。
カリフォルニアポピー:炎症を緩和し、神経を静めることによって、神経の腫れやけいれんを予防します。
カンゾウ:ウイルス細胞が移動や増殖する能力を阻害する上で、高い効果を発揮します。
亜鉛:帯状疱疹ウイルスによって作られた神経毒による神経の炎症反応を抑制します。
L-リジン:ウイルス細胞が移動や増殖をする能力を阻害します。
セレン:皮膚に近い部分の神経のダメージを修復します。
ネトルリーフ(イラクサ):帯状疱疹の発疹の痛みや炎症を緩和します。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)と自閉症
~体を癒す食べ物~
ADHDや自閉症から回復するための鍵は食べ物です。ある特定の食べ物は、重金属やその他の毒素を体外に排出し、脳細胞を癒し、神経細胞の正常な信号伝達をサポートし、脳にブドウ糖を供給し、思考を落ち着かせ、中枢神経系を強化するという点で特に効果があります。
それらの食べ物とは、
ワイルドブルーベリー
コリアンダー(パクチー)
ココナッツオイル
セロリ
バナナ
ブラックベリー
アボカド
イチゴ
フラックスシード(亜麻仁)
~体を癒すハーブとサプリメント~
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):脳から重金属を取り除くために重要な役割を果たします。新しい神経細胞の発達を助け、神経伝達物質を強化します。
ビタミンB12(メチルコバラミンまたはアデノシルコバラミン、あるいは両方を含む):脳と中枢神経系をサポートします。
エスターC:ダメージを受けた神経伝達物質を修復し、副腎を強化します。また、肝臓を浄化し、毒素を取り除きます。
亜鉛:副腎や甲状腺、視床などの内分泌系を強化し、神経伝達物質の働きをサポートします。
メラトニン:脳内の炎症を低下させ、神経細胞の修復と発達を助けます。
レモンバーム:炎症を低下させ、中枢神経系を鎮めます。腸管に炎症を起こしアレルギーの原因となるウイルスや細菌、真菌を殺します。
マグネシウム:思考・学習・記憶・読解・発話能力をサポートします。中枢神経を鎮めます。
イチョウの葉:脳からの水銀の排出を助け、脳の炎症を低下させます。
ギャバ(Γ-アミノ酪酸):神経ペプチドと神経伝達物質を強化し、中枢神経系を落ち着かせます。
ビタミンBコンプレックス:脳と脳幹に栄養を与え、それらの働きをサポートします。
チョウセンニンジン:副腎を強化します。
プロバイオティクス:消化器系のバランスを整え、働きをサポートすることで、免疫系を強化します。自然な製法の品質の良い製品を選んでください。
エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸(EPAとDHA):神経細胞の修復と発達を助けます。魚由来でなく植物由来の製品を選んでください。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
PTSDのメカニズム
PTSDが生じるとき、体と心ではどのようなことが起こっているのでしょうか。
簡単に言うと、トラウマを経験すると脳の化学物質がバランスを失うのです。中枢神経系のエネルギー源であるブドウ糖が脳から不足すると、感情的ダメージの影響が長引きます。科学における通説に反しますが、脳の健康に電解質は不可欠ではあるものの、PTSDは電解質が失われることによって起こるのではありません。ブドウ糖不足から生じるのです。
~体を癒す食べ物~
人生に降りかかる困難な出来事がPTSDになってしまうことを防ぐブドウ糖の貯蔵量を増やすために、脳にブドウ糖を供給し、毎日の食事に、
ワイルドブルーベリー
メロン
ビーツ
バナナ
カキ
パパイヤ
サツマイモ
イチジク
オレンジ
マンゴー
タンジュリンオレンジ
リンゴ
非加熱のハチミツ
デーツ
を取り入れましょう。
~体を癒すハーブとサプリメント~
L-グルタミン:脳の機能と神経系の健康をサポートします。
5-メチルテトラヒドロ葉酸(5-MTHF):中枢神経系の働きをサポートします。
ビタミンBコンプレックス:認知機能をサポートし、神経伝達物質を強化します。
イチョウの葉:神経の栄養を供給し、神経伝達物質の働きをサポートします。
ギャバ(γ-アミノ酪酸):神経伝達物質を強化し、脳の過活動を抑制します。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):脳細胞を修復し中枢神経系の働きをサポートします。
ハニーサックル:ブドウ糖の量を調整しバランスを整えます。
ネトルリーフ(イラクサ):過敏な内分泌系の働きを整え、サポートします。
L-トレオン酸マグネシウム:認知機能を高め、高血圧を改善します。
エゾウコギ:内分泌系を強化し、バランスを整えます。
鬱病
鬱病の主要な原因と治療
精神的な打撃を与える藻失の経験
深刻ストレス
副腎機能障害
ウイルス感染
重金属とその他の毒素
・殺虫剤や除草剤
・ホルムアルデヒド
・クリーニング溶剤
・食品添加物
電解質不足
鬱病の治療法
~体を癒す食べ物~
ある特定の食べ物は脳を活性化し、重金属を排出し、電解質を補給し、脳組織を回復させ、鬱病を改善する栄養素を補います。
ワイルドブルーベリー
ホウレンソウ
麻の実
コリアンダー(パクチー)
クルミ
ココナッツオイル
スプラウト
ケール
アンズ
アボカド
~体を癒すハーブとサプリメント~
ビタミンB12(メチルコバラミンまたはアデノシルコバラミン、あるいは両方を含む):脳と中枢神経系を強化します。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):重金属やその他の毒素を脳や中枢神経から排出するのに欠かせません。
純粋ヨウ素:甲状腺や副腎等の内分泌腺をサポートします。ウイルスを殺し、免疫系を強化します。
メラトニン:脳の炎症を抑え、新しい神経細胞の発達を促します。
エスターC:損傷した神経伝達物質を修復し、副腎の働きをサポートします。肝臓を浄化し、体からの毒素排出を促します。
カンゾウ:甲状腺や副腎等の内分泌系の働きをサポートします。ウイルス細胞が移動、増殖する能力を阻害します。
イチョウの葉:神経伝達物質に栄養を供給し発達を促す強力なアルカロイドを含有します。
レモンバーム:炎症を抑え、中枢神経系を鎮めます。神経の炎症の原因となるウイルスを破壊します。
アシュワガンダ(インドニンジン):甲状腺や副腎等の内分泌系の働きをサポートします。
ビタミンD3:甲状腺や副腎等の内分泌系の働きをサポートします。ウイルスを殺し、炎症を抑えます。
ギャバ(γ-アミノ酪酸):神経ペプチドと神経伝達物質の働きをサポートし中枢神経系を鎮めます。
エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸(EPAとDHA):中枢神経を修復、強化します。魚由来ではなく植物由来の製品を利用してください。
5-ヒドロキシトリプトファン(5-HTP):神経伝達物質の働きをサポートします。
ビタミンBコンプレックス:精神的な危機によるダメージから体の部位を保護します。脳と脳幹の働きをサポートします。
マグネシウム:中枢神経系を鎮め、筋肉の緊張を和らげます。
カリフォルニアポピー:神経の過活動を落ち着かせ、神経伝達物質の働きをサポートします。
カヴァ:中枢神経系を鎮め、ストレスを低下させます。
ビタミンE:中枢神経系の働きをサポートします。
イワベンケイ:甲状腺や副腎等の内容分泌を強化します。血管系を安定させます。
月経前症候群(PMS)と更年期障害
更年期の初期症状の真の原因
1950年代に女性が症状を呈し始めたとき、医師と製薬会社は老化による体の変化が原因だと結論付けましたが、これにはそれらの女性に共通する3つの要素が抜けていました。
1つ目の要素は、ウイルスです。症状のある女性は皆、1900年代初頭に生まれています。ちょうどその頃、EBウイルスやその他のウイルスが蔓延し始めていました。
1950年代に更年期と診断された女性が共有する要素の2つ目は放射線被曝です。靴のフィッティングのためのフルオロスコープ(X線透視装置)と呼ばれる見事な歴史的重大ミスのせいで、その時代の女性は他に類を見ないほど大量の放射線に晒されています。1986年にチェルノブイリ避難地域との境に住んでいたほうがまだマシだったかもしれないほどに。
同時に、病を引き起こす3つ目の要因も発生しつつありました。DDT(強力な殺虫剤)への曝露です1940年代、DDTはあらゆる場所で使われていました。畑や公園で散布されたり、トラックで地域にDDTを散布してまわる中、子供たちが殺虫剤の泡を体に塗りたくって遊んだりしたのです。
現代の更年期を理解する
更年期とその症状は関連がないという事実は、最近、より明白になりつつあります。それには、女性に特有な現代の病気がますます攻撃性を増していることが背景にあります。女性が40代、50代になるまで何十年も待って攻撃するのではなく、30代や20代、さらには10代の女性に影響を与えるウイルス株や毒素が現れたのです。
月経前症候群(PMS)
抑鬱症や下痢、腹部膨満感、不安神経症、不眠、偏頭痛、気分変動などの症状は、しばしば月経前症候群だとされます。
しかし、これは誤りです。
更年期のせいとされる症状と同様に、これらは実は中枢神経系の過敏や過敏性腸症候群(IBS)、食物アレルギー、または重金属中毒などの隠れた要素が原因なのです。女性の月経周期のあるタイミングで症状が出るのは、月経のために体のエネルギーの80%が使われ、残りの20%は通常は免疫系が抑え込んでいる症状をコントロールし切れないからです。
月経前、閉経周辺期、更年期、閉経後に関連する症状の治療法
ほぼ決まって更年期障害だと濡れ衣が着せられる症状は、非常に範囲が広いため原因も多岐にわたります。例えば、副腎疲労、食物アレルギー、ウイルス感染、肝機能低下、甲状腺機能低下などです。これらは単なるホルモンの問題以上に複雑です。あなたの症状の原因となる可能性のあるさまざまなウイルスや最近、真菌、その他の毒素を排除するためのハーブやサプリメント、食べ物を紹介します。さらに、生殖ホルモンと生殖系の安定に役立つハーブやサプリメントも取り上げています。
~体を癒す食べ物~
免疫系を強化し生殖系の動きをサポートする効果がもっとも高い食べ物は、
ワイルドブルーベリー
練りゴマ
アボカド
ブラックビーンズ
アスパラガス
リンゴ
ホウレンソウ
黒ブドウ
キュウリ
これらの食べ物はそれぞれ抗酸化物質を供給し、ほてりを予防し、主要な臓器に必須栄養素を与え、炎症を抑え、ホルモンの値を安定させる作用があります。
~一般的症状を癒すハーブとサプリメント~
シルバーハイドロソル:曝露したウイルスは細菌、その他の病原菌を破壊し、免疫系の働きをサポートします。
亜鉛:ウイルスを破壊し、免疫系を強化し、内分泌系を保護します。
カンゾウ:副腎の働きを助け、コルチゾールとコルチゾンのバランスを整えます。
L-リジン:ウイルス細胞の移動・増殖能力を阻害します。
ビタミンB12(メチルコバラミンまたはアデノシルコバラミン、あるいは両方を含む):中枢神経系を強化します。
純粋ヨウ素:甲状腺とその他の内分泌系器官を安定化および強化します。
アシュワガンダ(インドニンジン):副腎を強化し、コルチゾール分泌のバランスを整えます。
大麦若葉搾汁の粉末:肝臓を浄化し、消化を助け、アルカリ度を高めます。
オリーブの葉:ウイルスや細菌、真菌を死滅させます。血液の循環を促進します。
モノラウリン:ウイルスや細菌、その他の病原菌を死滅させます。
チョウセンニンジン:副腎を強化します。
~生殖器系を癒すハーブとサプリメント~
ネトルリーフ(イラクサ):生殖器系の炎症を抑えます。
ワイルドヤム(ヤマイモ):エストロゲンおよびプロゲステロンの値を安定化させます。
チョウセンゴミシ:過剰なエストロゲンを体外へ排出するのを助けます。
サンザシ:卵巣の働きを助けます。
バイテックス(チェストベリー):(閉経前の人の)月経周期を安定化させます。
レッドクローバーの花:臓器に蓄えられた不要なホルモンを排出するのを助けます。
セージ:子宮頚部を異常な細胞増殖から守ります。
葉酸:子宮に活力を与えます。
ビタミンBコンプレックス:生殖系に重要なビタミンを供給します。
ビタミンD3:生殖系および免疫系を安定化させます。
ビタミンE:血液の循環を促進し、中枢神経を強化します。
エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸(EPAとDHA):生殖器の深部組織に栄養を供給します。魚ではなく植物由来の製品を利用してください。
消化器の健康
消化器とは胃、大腸(結腸を含む)、肝臓、胆嚢を指します。消化器系は食べ物の栄養を吸収し、老廃物や毒素を適切に排出し、免疫系の健康を維持します。
そして、消化器系は毎日の体の活動にとって必要不可欠なだけでなく、それ自体が生命力を持っています。食べ物は物理的に分解されるだけでは消化されません。消化には、精神的、霊的な要素も関係しているのです。だからこそこの世の賢者と呼ばれる人々は、食べ物をよく噛んでゆっくり食べる、食べ物に意識を集中させマインドフルに食べる、食事の前や途中、最後などに祈りを捧げる、食べ物に波長を合わせる等々のテクニックを用いるのです。
すべての消化器の疾患を解消するための第一歩は、胃の塩酸の供給を回復させ、消化器系を強化することです。
そのためにできる驚くべき簡単な方法があります。
それは毎日、空腹時に搾りたてのセロリジュースを16オンス(約473cc)飲むことです。
セロリジュースにそんな力があるとは思えないかもしれません。しかし、真剣に受け止めてください。これは消化器系の健康を回復するための、1、2を争う効果の高い方法なのです。本当にそれほどの力があるのです。さらに大切なのは、最近は素晴らしい健康効果のある何種類ものミックスジュースがありますが、消化機能の回復を目的に飲むなら、セロリジュースは何もミックスせずに飲まなければならない、ということです。
具体的なやり方は、次の通りです。
・朝、まだお腹に何も入っていない状態で、新鮮なセロリを1束洗い、絞ります。他のどんな材料もセロリの効能を阻害するため、何も加えないでください。
・すぐに飲みます。酸化すると効果が減少するためです。
(もし朝が都合が悪ければ、その後のいずれかの食事の後、胃がほぼ空になるまで最低2時間空けてこれを行ってください。胃に残るいかなるものも、セロリの効果を阻害してしまいます)。
このジュースに効果があるのは、セロリには固有のナトリウムの組成があり、それらの無機塩類は生理活性を持つ大量の微量元素や栄養素と結びついているからです。朝一番にセロリジュースを飲むと、その日に食べるものすべてを消化する力が強化されます。継続することで、セロリに含まれる無機塩類やミネラル、栄養素が胃の塩酸を完全に回復する他に類を見ない力を発揮します。
消化器からの重金属の除去
現代の私たちの生活において、水銀やアルミニウム、銅、カドミウム、ニッケル、鉛など毒性の重金属を体内に取り込まないことは事実上不可能です。これらの重金属はしばしば肝臓や胆嚢、腸に溜まります。重金属は消化器や血液中にある水分よりも重いため、まるで金が川底にたまるように沈んで腸管等に溜まるのです。
このような重金属には毒性があり、酸化すると化学物質が漏れ出て、近くにある細胞に変化やダメージを与えます。そして、重金属の最大の問題はそれが有害な菌やウイルス、真菌、寄生虫、線虫等の「エサ」になることです。
腸管から重金属を排出するための効果の高い食物とその接種方法を説明します。
コリアンダー(パクチー):1日に半カップ(約120cc)をそのまま、またはサラダやスムージーに入れて食べましょう。
パセリ:1日にカップ4分の1(約60cc)をそのまま、またはサラダやスムージーに入れて食べましょう。
ゼオライト:この鉱物粘土は液状のものを摂取してください。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):粉末状(消化器から重金属を除去する際はもっとも効果が高い)であれば、1日小さじ1杯を水かスムージーに混ぜて飲みましょう。
ニンニク:1日に2かけを生で食べましょう。
セージ:1日に大さじ2杯食べましょう。
L-グルタミン:粉末状(消化器から重金属を除去する際はもっとも効果が高い)であれば、1日小さじ1杯を水かスムージーに混ぜて飲みましょう。
オオバコの葉:煎じてお茶にし、1日1杯飲みましょう。
レッドクローバー:大さじ2杯を煎じてお茶にし、1日2杯飲みましょう。
脳と体のデトックス
毒素の脅威は多岐にわたります。直接体を汚染し、脳や肝臓、中枢神経系、その他の重要な部位にダメージを与えます。そして、免役を弱め病気に罹りやすくします。最悪なのは、毒素は癌やウイルス、細菌、重度の疾患を誘発するその他の病原菌を体に引き寄せ、増殖を活発化させることです。
水銀
水銀は癌やウイルス、細菌の燃料になるもののトップです。水銀被曝により炎症が生じ、鬱病や不安神経症、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、自閉症、双極性障害、神経障害、てんかん、疼き、感覚麻痺、チック、けいれん、ほてり、動悸、抜け毛、記憶障害、精神錯乱、不眠、性欲減弱、倦怠感、偏頭痛、甲状腺障害など、多様な症状や病気で患者は囚われの身となります。
時折、水銀は前述以上に重篤な疾患であるパーキンソン病、アルツハイマー病などの認知症、脳卒中を引き起こして患者を死に至らしめます。水銀の害はそれほど深刻なのです。
~重金属デトックス~
重金属を除去するのにもっとも効果の高い方法は、以下の5種類の食品を毎日摂ることです。
大麦若葉搾汁液の粉末:脾臓、腸、膵臓、生殖器から重金属を取り除きます。スピルリナが水銀を完全に吸収できるような状態にします。小さじ1、2杯を水かジュースに混ぜて飲んでください。
スピルリナ(ハワイ産が望ましい):脳、中枢神経系、肝臓から重金属を取り除き、大麦若葉搾汁液の粉末がその重金属を吸収します。小さじ2杯を水かココナッツウォーター、ジュースに混ぜて飲んでください。
コリアンダー(パクチー):到達しにくい箇所まで深く入り込み、過去に溜まった重金属を取り除きます。1カップ(235cc)をスムージーやジュースに混ぜるか、サラダやグアカモレなどに加えて摂ってください。
ワイルドブルーベリー:(メイン州産のもの):脳から重金属を取り除きます。そして、重金属が取り除かれた傷跡を癒し、修復します。これは脳の組織にとって特に重要で、アルツハイマー病の治療にもっとも有効な食べ物です。少なくとも1日に1カップ(235cc)食べてください。
大西洋産ダルス:水銀や銅、アルミニウム、鉛、カドミウム、ニッケルと結び付き、血液脳関門を通り抜けることができます。他の海藻とは異なり、大西洋産ダルスは単独で水銀を除去する力があります。ダルスは体の奥深くまで到達し、隠れている水銀を探し出してそれと結び付き、体外へ排出されるまで離しません。1日に大さじ2杯分を食べてください。
汚染された水
塩素とフッ素のデトックスティー
内臓やその他の体の部位から塩素やフッ素をデトックスするのに効果的な方法があります。
ブラックベリー・リーフとラズベリー・リーフ、ハイビスカス、ローズヒップをすべて等分量合わせたものを、カップ1杯(約235cc)の熱湯に大さじ1杯入れ、お茶にして飲んでください。
殺虫剤、除草剤、防カビ剤
殺虫剤、除草剤、防カビ剤のデトックスティー
体の奥深くに蓄積した殺虫剤や除草剤、防カビ剤を除去するには、ゴボウ、レッドクローバー、レモンバーベナ、ショウガを等分量合わせ、カップ1杯(235cc)の熱湯に大さじ1杯入れ、お茶にして飲んでください。
プラスチック
プラスチックのデトックスティー
プラスチックとその副生成物を体外へ排出するには、フェヌグリーク、モウズイカ(マレン)・リーフ、オリーブの葉、レモンバームを等分量合わせ、カップ1杯(235cc)の熱湯に大さじ1杯入れ、お茶にして飲んでください。
洗浄剤
洗浄剤、溶剤のデトックスティー
洗浄剤、溶剤被曝の影響を抑えるため、またすでに体内に蓄積されている化学薬品をデトックスするためには、カレンジュラ、カモミール、ブラダーラック(ヒバマタ科の海藻)、ルリジサ(ボリジ)を等分量合わせ、カップ1杯(235cc)熱湯に大さじ1杯入れ、お茶にして飲んでください。
放射線
放射線物質のデトックスティー
放射線被曝の解毒剤には、大西洋産昆布、大西洋産ダルス、タンポポの葉、ネトルリーフ(イラクサ)を等分量合わせ、カップ1杯(235cc)の熱湯に大さじ1杯入れ、お茶にして飲んでください。
その他のデトックスの方法
レモン水
デトックス効果に非常に優れた方法に、朝起きてすぐの空腹時、16オンス(約473cc)の水を注いだグラスに切ったばかりのレモン半個の絞り汁を加え、2杯飲む、というのがあります。レモン汁は水を活性化するため、体内の毒素をつかみ排出する水の力が増します。
アロエベラの葉のジュース
肝臓と腸をデトックスするとても効果的な方法は、1日に1回、新鮮なアロエベラの葉肉1枚分を食べることです(通常市販されているアロエのように葉が大きい場合の分量です。自家栽培のアロエの場合は、葉がより小さく薄いことが多いので、1枚ではなくもっと使ってください)。葉の緑色の皮とトゲを切り落とし、魚のような切り身にします。皮の内側の緑色の部分は苦いため、そこを避けて透明のゼリー状の葉肉をスプーンで掻き取ります。スムージーに加えるか、そのまま食べてください。
ジュース断食
さらにデトックスプログラムの効果的な方法として、ジュースのみで1日を過ごす「断食」があります。
ジュースの材料はセロリ、キュウリ、リンゴです。
味の変化をつけるためにホウレンソウやコリアンダー(パクチー)を加えてもよいですが、基本材料はセロリとキュウリとリンゴです。
1回に飲む分量は16オンス(約473cc)ないし20オンス(約591cc)です。
これを2時間ごとに1杯飲んでください。そして、ジュースを飲んだ1時間後に水を16オンス(約473cc)飲みます。すなわち、日中の12時間にジュースを6杯と水を6杯飲むことになります。
初めてこのジュース断食を行うときは週末など外出しない日にしてください。それまでデトックスをしたことがなければ、体から出てくる毒素によって不調が現れるかもしれません。その場合は横になって休んでください。このデトックスを数回行い慣れてきたら、2日間行ってもよいでしょう。しかしその場合でも、万が一エネルギーが急激に低下するようなことがあっても問題ないよう、少なくとも2日目は家に居るようにしてください。多くの人は逆にエネルギーが満ちてくるように感じます。
水断食
ジュース断食よりさらに強力なデトックスの方法が水断食です。
このデトックスでは、水だけを飲みます。具体的には起床してすぐ16オンス(約473cc)の水を飲み、その後1時間おきに就寝時までこれを繰り返します。この断食は、体が何も消化する必要がないため、消化器に一日休暇を与えていることになります。消化器はこれを利用して、普段対応し切れない毒素を排出して体内を大掃除します。
この断食は家で行ってください。頻繁に排尿するので、職場では実行しづらいでしょう。エネルギーが急に低下したり、強烈な感情に襲われたりすることもあります。その場合は速やかに横になり休みましょう。
このデトックス方法が気に入り、効果があると感じれば、毎月1度、3ヵ月間行えば驚くべき結果を得られることでしょう。
28日間デトックスプログラム
端的に言うと、このプログラムは4週間、生の野菜と果物だけを食べるというものです。
最大の効果を得るために、次のプランを28日間行ってください。28日間が最適ですが、1週間だけでも著しい結果が出ることでしょう。
別のやり方として、1週間に1日、デトックス・デーを設けるというのもあります。
もし、いかなる長さのデトックスであっても、自分にとってはまだ実施するタイミングではないと感じるなら、他の療法を行い、準備が整ったと感じたら戻ってきてください。
一方で、症状が深刻である、または体重を大幅に落としたいという場合は、1ヵ月のプログラム期間を終えてもそのままデトックスを続けてください。
このブログラムがそれほどまで効果がある理由の一つは、食事ごとに摂取する栄養が最大限に活用されているからです。生の果物や野菜は食べ物すべての中でもっとも栄養価が高く、その栄養は体がもっとも速やかに使える状態で体内に取り込まれます。これらをたくさん摂取すると、体は渇望していた基本的な栄養素で満たされます。ビタミンやミネラル、微生物、その他の栄養素は体のすべての組織を浄化し、強化する上で役立ちます。
このプログラムは魂の浄化や再生にも役立ちます。体が再石灰化やアルカリ化したり、毒素を排出したり、細胞を修復したりすると、果物のような活力の源である食べ物は癒しを与えてくれる真の滋養であることを魂は学びます。28日間のデトックス期間を終えると、健康に害のある食べ物は以前のように魅力的には感じられなくなるでしょう。
さらに魂や精神や体の振動数が変わります。果物一つ一つ、ホウレンソウの葉の一枚一枚が、生命力を持って振動しています。それらを食べるとその振動が体に吸収されます。そのようにして、生きている食べ物はあなたを生命力で満たしてくれます。
すなわち、なるべく脂質を抑えつつ、生の(できればオーガニックの)果物と野菜を食べるのです。塩分の摂取も控えてください。摂る時は必要に応じて、ヒマラヤ岩塩を一振りだけ使用してください。水やココナッツウォーター、ハーブティー、搾りたてのジュースをたくさん飲み、十分な水分補給を心がけてください(ハーブティーは熱湯でいれるとハーブの栄養を壊さずに薬効成分を抽出します)。
癒しのプロセス
起床時
デトックス作用のある飲み物で1日を始めましょう。セロリジュースかキュウリジュース、レモン水、ハワイ産スピルリナ入りココナッツウォーター、ハーブティー、あるいは大麦若葉抽出液の粉末を溶かした水は、体が眠っている間に行っていたデトックスの作業の仕上げを助け、新たな1日に向けて体に十分な水分を補給します。
朝忙しい人は、このステップを省いて良質の水だけを飲んでも大丈夫です。
朝食
朝食には果物のスムージーを作ります。ベースはバナナ3本、デーツ2個、ベリー類1カップ(約235cc)です。これで満腹感を感じなければ、バナナやベリー類を遠慮なく増やしてください。我慢は禁物です。空腹でいる必用はないのです。パパイヤやナシ、マンゴーを加えても美味しいスムージーができます。
その他のヘルシーなスムージーの材料は、ひとつかみのケールかホウレンソウ、またはコリアンダー(パクチー)、セロリ2本、大麦若葉抽出液の粉末ひとさじです。このスムージーはただ果物がメインであることを守れば良いのです。
午前中(朝食と昼食の間)
上記のスムージーを再度作って飲んでください(または朝に2回分の量を作り、朝と午前中にわけて飲んでください)。
昼食
正午頃、ホウレンソウ、レタス、キュウリをベースにしたサラダを作りましょう。そこに好きな果物を加えてください。例えば、ベリー類、スライスしたマンゴー、一口大に切ったパパイヤ、ブドウ、オレンジやグレープフルーツなどです。ドレッシングはアボカド2分の1個とコリアンダー(パクチー)ひとつかみ、オレンジ2個分の果汁をミキサーで合わせて作ってください(さらにニンニクやショウガをお好みで少々加えてもよいでしょう)。多めに作り、満腹感を得る十分な分量を食べるようにしてください。
その他、サラダに加えるとよいものは、キャベツとセロリ、カリフラワーを小さめに切ったものや、ルッコラまたはケール、スプラウト、ネギなどです。
午後(昼食と夕食の間)
午後、空腹感を感じたら好きな果物を食べてください。特にお勧めのものはリンゴやナシ、デーツ、オレンジ、ブドウです。果物と一緒にセロリスティックを食べてもよいでしょう。非加熱のハチミツをひとさじ食べるのも即効性のあるエネルギー源として最適です。
夕食
ホウレンソウのクリームスープを食べてください。材料はホウレンソウ2束、中くらいから大きめのトマト3個(ミニトマト同量も可)、オレンジ1個分の果汁、セロリ1本、コリアンダー(パクチー)ひとつかみ弱、ニンニク1片(無くても可)で、これらをすべてミキサーにかけます。バジルなど好きなハーブを加えてもよいでしょう。トマトとオレンジを先にミキサーにかけ、その後残りの材料を加えると口当たりが良くなります。更に盛ったら、お好みでスプラウトや刻んだネギ、みじん切りのトマト、大西洋ダルス、ハーブなどで飾り付けをすると見栄も栄養価もさらに向上します。
このスープを千切りスライサーや、螺旋切りスライサーを使って麺状にしたキュウリヌードルにかけても、食べる楽しさが倍増します。そのようなキッチン道具を使うと、野菜を簡単に細長く歯ごたえのある麺に加工することができます。ズッキーニヌードルは人気がありますが、生のズッキーニは消化に良くないことがあります。病からの全快と毒素排出が目的だとしたら、ズッキーニ(またはニンジン、カボチャ)のヌードルを食べるのはこのデトックスプログラムが終了してからにしてください。
夜(夕食後)
夕食後まだ空腹感があれば、リンゴまたはデーツを1個食べましょう。
参考文献
メディカル・ミディアム -医療霊媒-(アンソニー・ウィリアム、寺島裕美子)
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