ファスティング(断食)健康法

ファスティング(断食)

ファスティングとは断食のことである。

断食といっても、飲まず食わずの絶食をするわけでなく、「オートファジー」を機能させるための断食です。

オートファジーというのは、最後にものを食べて10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなって脂肪が分解され、エネルギーとして使われるようになります。そして16時間がたつと、今度は体の中で「オートファジー」が機能し始めます。
私たちの体は、約60兆個もの細胞でできており、細胞は主にタンパク質で作られています。
日々の生活の中で、古くなったり壊れたりしたタンパク質の多くは体外に排出されますが、排出しきれなかったものは細胞内にたまっていき、細胞を衰えさせ、さまざまな体の不調や病気の原因となります。
一方で、私たちは普段、食べたものから栄養を摂取し、必要なタンパク質を作っています。
ところが、なんらかの原因で栄養が入ってこなくなると、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作ろうとします。
そこで、古くなったり壊れたりした、細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに、新しいタンパク質を作るのです。

つまり、オートファジーとは、古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みであるといえます。
最後にものを食べてから16時間ほど経過しなければ、オートファジーは活発化しません。
空腹の時間を作らない限り、オートファジーによって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。

医者も知らなかった、ファスティング10大効能(現代医学が全く知らない真理)

1、体質を変える:汚れを追い出す体の大掃除。断食で体の中をクリーンアップ。飢餓ストレスへの反発力が起きる。
2、快感をもたらす:空腹で特殊タンパクが増え記憶力アップ。三食キチンと食べてキチンと病気に。
3、エネルギー利用法が変わる:脳エネルギー源はブドウ糖からケトン体へ移行。α波と快感ホルモンで至福感に至る。半日断食でもダイエットに最適。
4,宿便を排泄する:食べ過ぎは血液をドロドロに汚す。最悪老廃物「宿便」が万病の原因。
5、環境毒素を排泄する:身のまわりは危ない毒物だらけ。断食で尿中に大量の農薬が排泄された。
6、自己融解を起こす:断食で「肉」「骨」が「血」に戻る。詰まった動脈硬化も一発できれいに。血管が若返り、身体も若返る。
7、遺伝子を活性化する:若返り遺伝子19個がオンになった。断食は眠っている遺伝子を起こす。
8、スタミナをつける:一日食べずにリングに上がった力道山。稲刈り競争で半日断食に軍配が上がる。
9、免疫力をあげる:食べないほど自然治癒力は強まる。リンパ球・白血球増加・胸腺等の増大。風邪を引かない76%、花粉症が完治85%。
10、活性酸素を減らす:プチ断食でも活性酸素は13%減る。

断食の種類
プチ断食:朝食を抜く。ただそれだけ。
一日一食:お腹が減ったときにに食べる。
三日断食:自宅でもできる。
七日断食:専門家の指導の下でやることがのぞましい。
20日断食:かつての断食療法では通常期間だったが、現代人は体力が落ちているので2週間ほどにしている。
水断食:水分と塩分の補給のみで行なう。7日でも管理者の下で行なうほうが安心。
野菜ジュース断食:野菜や果物ジュースなどを摂りながら行う。
酵素断食:生体に必要な酵素のみ補給しつつ行なう。
「日本中の病院で断食療法をやったらほとんどの病気は治る。そうすると製薬会社は全部つぶれちゃいます」

「水だけ断食」を3~4日やるだけでも、次のよいことが起こります
・オートファジーが働き、細胞の蘇生を促進する。
・NK細胞などが活性化し免役がしっかり機能する。
・生活習慣病はじめ多くの病気や症状が治る。
・病気にならなくなり、寿命が延びる(サーチュイン遺伝子のスイッチが入る)

断食で治る、消える、正常に戻る、回復する、完治する

風邪、下痢、腰痛、だるさ、骨折、頭痛、歯槽膿漏、便秘、痔、水虫、アレルギー病、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支ぜんそく、乾癬症(かんせんしょう)、高脂血症、高血圧、脳卒中・心臓病、甲状腺疾患、尿胞症、不整脈、狭心症・動脈硬化、腎臓病、人工透析、肝臓病、リウマチ、糖尿病、潰瘍性大腸炎、認知症、肥満、難病、慢性疲労性症候群、心身症、胃潰瘍、腰痛・肩こり、ひざの痛み、冷え性、長寿、ガン、白血病(注)。
※急性骨髄性白血病は断食で治ったという報告がある(ただし、急性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病には断食は無効)

断食で消化活動がない状態の場合に、体に溜まった細胞内の毒素が便となって排泄されます。
細胞内に詰まった毒素(細胞便秘)が抜け落ち、同時に細胞が新品化していくこと肉体は驚くほど蘇生します。

食べ過ぎはあらゆる病気の元になります。少食こそが長生きの秘訣です。
過食を続けた結果、何が起きるか。
・強い消化不良
・腸の腐敗
・アンモニア群(アミン類)の増多
・微小循環の不良
・活性酸素の発生
・免役機能の低下
過食を続けると消化力が衰えてきます。その後、腸内が腐敗し免役が低下し、病気になります。

よくないライフスタイル
過食、大食い、10時と15時の間食、ダラダラ食い、昼夜逆転生活、朝の酵素なし食事、食べてすぐ寝る、など。

無病法 極小食の威力(ルイジ・コルナロ)

イギリスでは2000年頃から次の医療を始めている
・医師が、断食→ヴィーガンの指導を始めた。(ヴィーガンとは、動物性たんぱく質を摂らない菜食主義)
・クスリを処方しなくなった。

スペイン風邪に断食が劇的に効いた
1918年のスペイン風邪(H1N1亜型インフルエンザ)の時、アメリカのあるグループは、感染しても症状が少しも悪くならず早々に治癒したことが注目され新聞にも掲載された。
アメリカのミネソタ州ハッチンソンにあった「セブンスデーアドベンティスト派の神学校の寄宿舎」で、ここでは約90人が感染した。しかし、悪化して肺炎を発症する人はなく、死者は1人も出なかった。
感染した90人に「水だけ断食」を施し、病気の症状が出た人は、すぐさますべての活動を中止して床につかせました。薬は与えず、水分補給と喉、胸、腹部への温湿布をしただけ。その結果、なんとどの患者も1~2日で熱は下がり、4~5日もすると全員が回復して元気になったのです。
医師は再発を防ぐために、さらに3日間はベッドで休養させ、その後、食事は徹底的に少量のヴィーガン食にして管理しました。そうすると、90人すべてが2週間以内に完治しました。

・医療において断食は効果的な方法である。
・医療において薬を使うことは多くの場合無効である。

断食は、血液がサラサラになり、微小循環がよくなる

本来、赤血球同市はくっつきませんが、動物性たんぱく質や糖化物質を多く摂ったりするとくっつきます。
これをルロー(連銭形成)といいます。
※動物性たんぱく質

※糖化物質(AGE)

ルローになると、真毛細血管という最も細い毛細血管に赤血球は入ることができず、その結果、その臓器は飢餓状態となり、病気が発生します。
病気の根源の1つは微小循環の不良です。

※ワクチン接種者の血液(左が接種前、右が接種後)

※動物性たんぱく質、糖化物質(AGE)を多く摂るとなりやすい病気

断食に関する予備知識

断食は炎症を軽減する
断食は、さまざまな症状の改善とCPR(炎症反応)の正常化に寄与します。
断食をすると毒が抜け、細胞が新品化します。同時にCPR(炎症反応)が驚くほど正常化します。
なぜ炎症が取れるのか。
1、炎症の元である悪玉細菌が、宿便となって排泄されるからです。細胞のスリム化は血中をクリーンにし、かつ毒素を排出します。
2、腸の中が善玉菌優位になることも大きい。断食を長く続けていくと、腸の中はほとんど善玉菌優位になり、大便はまったく臭わなくなります。腸がすべてのベースなので、炎症のもとの悪玉細菌が駆逐されることは全身にも影響します。
3、炎症が取れる最大の理由は、短鎖脂肪酸が腸に大量に出現するからです。短鎖脂肪酸は酸であり殺菌作用が強烈です。短鎖脂肪酸は胃腸内を殺菌し、さらに全身に回り、細菌の少ない体にしてくれます。

短鎖脂肪酸の重要な働き
・小腸と大腸のpHを酸性にし、細菌やウイルスを退治する。
・大腸粘膜を産生する。
・全身のあらゆる粘液の原料になる。
この3つの作用はいずれも健康に直結するものです。

断食は腸管免疫を活性化する
人間は、あらゆるところで免役を発揮して生きています。
自然免疫の中で最も大活躍しているのはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)とマクロファージです。
体にウイルスが侵入すると、NK細胞がその芽をやっつけて、ガンにならないようにしてくれます。
マクロファージは、病原菌などの抗原が進入してくるとそれらを食べて分解してくれます。同時に、免役細胞の仲間であるNK細胞やキラーT細胞、ヘルパーT細胞に抗原の情報を伝え、免役活動を助ける役割を果たしています。
腸管免疫最大の作業は、NK細胞による自然免疫と同時に「老化」と「病気」の原因である活性酸素を退治することですが、がんもあらゆる病気も活性酸素が原因です。
この活性酸素をの大増殖をさせない物質こと、抗酸化物質です。抗酸化物質は腸管免疫によって活性化され、そして活性酸素はほとんど出なくなり病気は鎮静化します。

断食は代謝を促進する
代謝が悪くなると人間は必ず病気になります。
たいしゃを悪くする因子は、おおむね決まっています。
過食、動物性たんぱく質、砂糖と砂糖菓子、糖化物、酸化食、悪い油脂、乳脂肪製品(牛乳、チーズ)m、農薬漬け添加物漬け食品の摂取、加熱オンリー食、タバコ、生の種を食すこと、重金属、アルコール、昼夜逆転生活、ライフスタイルの乱れ、運動不足、運動にしすぎ・・・こういった食生活やライフスタイルで、消化もさることながら代謝は大きく乱れ悪くなります。

代謝をよくするためには。
・悪い食物や過食をやめ、良い食物かつ少食にする。
・悪いライフスタイルを改善する。
・断食をときどき行う。
・意識を常にプラス思考にする。

断食はサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)のスイッチをオンにする
加齢とともに肌のしみやしわが増えるのは仕方ないことです。それは活性酸素が増えていくからです。
どれだけ皮膚の外から化粧しても、内側は老化(酸化)していきます。
断食はその老化を食い止め、美貌を保つためにできる唯一の手段かもしれません。
実際、欧米のヴィーガンと断食をやっているスターや有名人は、いつまでも限りなく若いし、きれいです。
それは断食が活性酸素の害を駆逐するからです。

サーチュイン遺伝子の特徴
・ぬくぬくした温かい環境(赤道直下など)では活動しない。
・取り除くと早く死に、逆に増やすと延命する。
・活性化してやらないと働かない。
この遺伝子は何らかの刺激によって活性化させないと働きません。
その活性化スイッチこそが「断食」です。

断食でオートファジーが働く
オートファジーとは、細胞が持っている細胞内のたんぱく質を分解するための仕組みの一つで、日本語で「自食」と訳されます。
人間には、60兆個もの細胞が存在しているとされていますが、酸化し古くなったたんぱく質の多くは体外に便や汗や尿となって排出されます。
しかし排出されなかったものは細胞に残り、細胞を衰えさせダメージを与え、下手をすると細胞を死に至らしめます。
すると体調不良が起こり病気になります。
そこで細胞死が起こる前に、古くなったり壊れたりした細胞内のたんぱく質を集め分解し、それを元に新しいたんぱく質をつくる機構が存在します。それがオートファジーです。
オートファジーは細胞内に侵入した病原菌やウイルスも分解、浄化し排泄させる力も持っています。それゆえどんな病気にも有効に働く力になることから「健康に欠かせない機構」でもあるのです。
オートファジーは食物を摂取した時には働かないという特徴があります。
細胞が飢餓状態(断食)を16時間続けた後に働き始めるのです。
そこで「水断食(絶食)」をして飢餓状態を16時間以上、可能であれば48時間続けるとオートファジーの機構は活動を開始します。
その結果、次のことが起こってきます。
1、内臓の臓器が少しずつ正常化していく
2、ミトコンドリアが活発化しエネルギッシュになる
3、酸化した体脂肪が抜け落ち悪玉のサイトカインが出なくなり慢性病が改善していく
4、がん細胞がアポトーシス(自死)し、どんどん抜け落ちていく
5、血液状態がよくなり動脈硬化などが改善していく
6、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化する
24時間、水だけ飲んでいるとオートファジーの機構は発揮されますが、すぐに1~6が起こるわけではありません。
ショート断食やミドル断食を時々繰り返して行うと、少しずつよい状態になっていくと考えられます。

お腹が鳴るほど体が若返る
お腹がグーっと鳴り、空腹になるほど若返り現象が起こります。
1回目のグー:成長ホルモンが出る(若返りホルモンが分泌)
2回目のグー:サーチュイン遺伝子が発動(若返り(長寿)遺伝子が目覚める)
3回目のグー:アディポネクチン(善玉物質)が出る(長寿ホルモンが全身の血管を修復)
これらの空腹によって出現した3つの働きにより、体中の細胞内の傷ついた部分は修復され、全身の若返り効果を得られるのです。

1日1食の継続がもたらす嬉しい変化
空腹を条件に起こる現象
空腹によって人間が本来備えている機能が働き、さまざまな恩恵を受けられます。主に以下のような効果があります。
・若返り(若返り遺伝子が発動し、老化を防ぎます)
・メタボ防止(ダイエット効果があるのでメタボを予防・改善します)
・5大疾病の予防(ガン、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、精神疾患を予防します)
・認知症の予防(脳の活性化にもつながり、認知症を予防します)
・美肌効果(ニキビ、シミ、シワなど肌の悩みを解決します)
・健康長寿(長寿遺伝子にスイッチが入り、健康長寿を実現します)

「ちょっとした病気」「ちょっとした症状」
肩こり、腰痛、背痛、寝ちがえ、風邪、急性気管支炎、咽頭炎、喉頭炎、咳、鼻水、痰、急性大腸炎(下痢、腹痛)、急性胃炎(腹痛、胃痛、嘔吐、吐き気、胸痛、口臭、しゃっくり、ゲップ、悪心)、逆流性食道炎、急性結膜炎、ニキビ(吹出物)、皮膚の化膿、虫歯、歯周病、急性外耳炎、急性湿疹、蕁麻疹、内痔核、外痔核、鼻血、膀胱炎、急性膝痛、糖尿(初期)、急性腎盂炎、頭痛(片頭痛、緊張性頭痛ほか)、尿閉(軽い場合)めまい(メニエール病)、高血圧症、動脈硬化、脂質異常症、リウマチほか膠原病、生理不順、生理痛、花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、狭心症ほか心臓病。
このなかには、3日間の断食だけで治る症状や病気もありますが、6日間ほど断食が必要な病気もあります。
しかし、そのどちらのタイプであっても、3日間断食すると、体はおそろしく軽くなることでしょう。それこそ目が覚めたように元気になります。
「3日間断食」はそのくらい効くのです。

今は食べて病気になる時代。断食の勧め、骨を強くし、癒し効果があります。
断食は大腸をキレイにする。
有害な化学物質・重金属・薬物など、身体の正常な機能を妨げる有害物質が予想以上に蓄積。
断食は腸をキレイに大腸ガンや過敏性腸症候群を掃除する。
認知症・てんかん・自閉症・アレルギー・自律神経失調症・免役不全・糖尿病等の原因となる有害物質除去効果。
美容整形で導入の断食美容で大腸内の宿便除き美肌効果がある。
臓器を休ませる代わりに、莫大なエネルギーを、病原菌と戦う免疫系や組織を再生させるプロセスに回すため手付かずだった部分を修復でき、ガン細胞やウイルス等と戦う力も養われます。
日頃ストレスを感じて生きる人は、常に頭がそのことを考えて、脳の同じ場所ばかりを使用。それがうつ病等の精神疾患を患います。
断食は余計な事を考えなくなり、脳に休息。
脳の発達、知能の回復にも効果があります。
大食時に活性酸素は大量発生し、細胞にダメージを与え、老化促進遺伝子のスイッチをオンにして、老化や病気の原因をつくる。
反対に断食で活性酸素は抑制され、老化抑制遺伝子のスイッチをオンにして、若返りの維持と促進、血液もサラサラになる。
断食はサーチュイン遺伝子を活性化し、しみやしわなどの防止効果、認知症の予防効果、細胞を修復する効果、あらゆる老化要因を抑制する効果があります。
ガン細胞の縮小も実証されていて、精神疾患の場合は癒す効果のセロトニンの増加が確認できました。

千鳥学説とオートファジー(断食)

・消化された食べものが小腸で赤血球となる
・赤血球は白血球に変化(分化)し、細胞に変化(分化)する
・赤血球は毛細血管末端から間質に漏れ出し、接した臓器の細胞に変化する
・変化した細胞には核やDNAが生じる
・ウイルスや細菌に感染すると、かけつけた赤血球が白血球に変化し免疫反応が起きる
・断食や節食、あるいは病気のとき、すべての組織細胞は赤血球に逆戻りする
※断食や節食によりガンが寛解するのも、ガン細胞が赤血球に逆戻りするから。

オートファジーとは、
外部からの栄養が不足するとき、細胞は自分の不要になったタンパク質をアミノ酸に分解し再利用してタンパク質を作り出す仕組み。

可能ならば「3日間断食」又は「7日間断食」を最初に行ってから「1日1食(2食)」を続ける。

千島学説「生命の自覚」から引用
ニワトリのタマゴの黄身(卵黄球)が血球に変わり、その核のない赤血球が、核のある白血球やリンパ球になり、やがて細胞に移行していく姿を、私は顕微鏡で見た。

森下氏はクロロフィール(葉緑素)の生理作用を調べていたとき、赤血球にクロロフィールを作用させたところ、赤血球がおかしなかたちに変化したのを発見した。(中略)そこで森下氏は、ウサギの赤血球のかわりに、血球の大きなガマの赤血球を使って実験し、もっとも面白いことを発見した。赤血球が変化して細胞核をもつ立派な一個の単細胞になっていくことだった。

千島学説で重要なのは、消化された食べものが赤血球になるという事実です。つまり、赤血球は食べた物そのものであり、赤血球が細胞となることから、細胞もまた食べた物そのものであることです。

・健康で栄養状態のよいとき、赤血球はすべて細胞に変化する
・からだが病気の方向にむかっているとき、赤血球はがん細胞や炎症細胞など病巣の細胞に変化する
・断食や節食や大量の出血後、あるいは病気のとき、すべての組織細胞は赤血球に逆戻りする

遺伝子組み換えワクチンでスパイクタンパク製造工場となった細胞も、1日1食もしくは2食でも腹6分目にすることで赤血球に逆戻りする可能性があります。

ポイント
空腹の時間を増やすと、質の悪い細胞が赤血球に戻ることになる。減食により小腸で赤血球が造られなくなれば、遺伝子組み換えワクチンでスパイクタンパク製造工場となった細胞も赤血球に逆分化し、やがてアポトーシス(自然死)します。

~小腸の絨毛で赤血球が造られる~(食べた物が直接赤血球の原料となる)
実際には体の至るところで毛細管の開放端から赤血球は組織間隙に多数出ている。(中略)血管外の組織間隙に出た赤血球は、それぞれの場所でその部分の細胞、組織に直接して、その誘導作用又は連鎖反応によってそれぞれ相接する細胞へ分化する。すなわち、肝細胞に接したものは肝細胞へ、卵細胞に接着したものは卵の細胞質へ、筋肉、骨、その他凡ての細胞へも誘導連鎖反応によってそれぞれ分化する。

作られる赤血球の質が悪ければ、その接合組織は徐々に病気の臓器へと変化していきます。
ガン細胞も、質の悪い赤血球がガン細胞に分化した結果にすぎない。
減食をした上で適切な食事をとればガンは容易に成長が止まります。

肺結核、肺炎、肝炎、その他の炎症ではその部分に無数の血管外に出た赤血球があり、それが炎症部では比較的速やかに中性嗜好性白血球に分化し、つづいて各種炎症に特有な細胞へ変化(分化)してその臓器の容積を大きくする。

夫婦で断食したら、すぐに子宝に!

専門家や断食指導者は、口をそろえて断言します。「不妊やED(不能)は断食で一発で治ります」
「飽食が不妊の原因ですね。食べ過ぎで生理機能は逆に弱くなるのです」
「食べすぎは、あらゆる生理機能を弱める。とくに生殖や子どもを残す能力が真っ先に弱くなります」
「夫婦で断食すれば、すぐに子宝に恵まれます。100万、200万円もかかる不妊治療を受けるぐらいなら、ぜひ断食(ファスティング)をしてもらいたいですね。劇的に子どもは産まれます」
「貧乏人の子だくさん」貧乏な人は、粗食でロクなものを食べてない。なのにどうして子どもがたくさん産まれるの?
それは、ロクなものを食べてないから産まれるのです。
空腹感などの生理ストレスは、身体にアラーム(警告)おして感知されます。すると生存本能とともに、子孫を残そうとする保存本能が働き、スイッチが入るのです。反対に、栄養過多では、なかなか子種ができません。それは、植物や動物も同じです。
「妊娠中に断食するのがすごくいい。妊婦さんに初期の4ヵ月くらいの間に1回、断食をしてもらいます。すると強い赤ちゃんが産まれます。本当に断食をされた後の赤ちゃんはものすごく丈夫で賢いですよ。お腹の中ですでに赤ちゃんはサバイバルが始まっているのですね」
妊娠中の断食は、お母さんの体内の”毒素”を浄化するため。
「断食すると身体の中で化学物質の元素転換が行なわれます。普通なら外に出さなきゃいけない悪いものでも波動転換する。ケルプランの生体内元素転換ですね。有毒な物も良い元素に換わるのです」
「食べすぎが不妊症や性的不能の原因である」

「不妊は病院の不妊治療でしか治らない」という誤った情報が教育やマスコミで流され、国民ほぼ全員が”洗脳”されているのです。日本は情報化社会といいますが、それは真っ赤な嘘です。まさに、家畜を飼うようにニセ情報が、まことしやかにマスメディアから流され、人々は巧妙にマインドコントロールされているのです。

「一日3食が理想的である」という考え方には、確固たる裏付けはありません

日本で一日3食の習慣が始まったのは、比較的最近のことです。
そのきっかけについては、「江戸時代初期の明暦の大火(1657年)の際に、復興にあたった大工や職人に、江戸幕府が朝と夜だけでなく、昼食も提供したから」「江戸時代後期に明かりが普及して、一日の活動時間が延びたから」「明治維新後、政府が軍隊に一日3食提供したから」など諸説ありますが、いずれにせよ江戸時代までは一日2食が一般的でした。
また、1935年、国立栄養研究所の佐伯医学博士が「日本人男性が一日に必要とするエネルギーは2500~2700キロカロリーである」「それを2食でとるのは難しく、3分割しバランスよくとることで、もっとも健康に生きることができる」と提唱したことも、一日3食が定着する要因になったといわれている。

一日3食は、胃腸を疲れさせ、体の不調を招く。一日3食では、内臓は十分に休むことができない。一日3食、せっせと食事をとり続け、胃腸が疲弊すると、体にはさまざまな不調が現れます。人間に休息が必要であるのと同様、内臓にもまとまった休息が必要なのです。

「決まった時間に食事をする」というのは、一見健康によさそうですが、「食べすぎに気づきにくい」という、大きなデメリットもあります。
食べすぎは、体内の活性酸素を増やします。活性酸素には、「ものを酸化させる(錆びさせる)力」があり、それによって体内に侵入したウイルスや異物などを殺菌・排除しますが、一方で、活性酸素の攻撃は、身内(体内のDNAや細胞)をも傷つけます。

脂肪細胞は無限に増大していく。増えすぎた脂肪が、血液やリンパの流れを悪くする。
実は皮下脂肪よりもタチが悪い、悪玉ホルモンを分泌しやすい内臓脂肪。食べすぎによって脂肪が過剰に増えると、悪玉ホルモンにより、「血管の傷が修復されない」「血栓が溶けない」「腫瘍が増殖する」「血糖値が高くなる」といったことが起こりやすくなる。

「空腹」が人本来の生命力を引き出す。最新研究でわかった「オートファジー」という奇跡

できるだけ無理なく空腹の時間を作り、「胃腸や肝臓などを休ませてあげること」「脂肪を燃焼させ、減らすこと」「血液の状態を改善させること」が大事。
最後にものを食べて10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなって脂肪が分解され、エネルギーとして使われるようになります。そして16時間がたつと、今度は体の中で「オートファジー」が機能し始めるのです。
私たちの体は、約60兆個もの細胞でできており、細胞は主にタンパク質で作られています。日々の生活の中で、古くなったり壊れたりしたタンパク質の多くは体外に排出されますが、排出しきれなかったものは細胞内にたまっていき、細胞を衰えさせ、さまざまな体の不調や病気の原因となります。
一方で、私たちは普段、食べたものから栄養を摂取し、必要なタンパク質を作っています。ところが、なんらかの原因で栄養が入ってこなくなると、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作ろうとします。
そこで、古くなったり壊れたりした、細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに、新しいタンパク質を作るのです。
つまり、オートファジーとは、古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みであるといえます。
最後にものを食べてから16時間ほど経過しなければ、オートファジーは活発化しません。
空腹の時間を作らない限り、オートファジーによって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。

オートファジー(断食・小食)

自然治癒力:「人間は生まれながらに100人の名医を持つ」と、医聖ヒポクラテスは明言している。それは自然治癒力のことだ。しかし、現代医学教育は自然治癒力を教えない。「医学大辞典」からも末梢されている。「人間が自然に治る」ことを知られると医者も薬屋も困るのである。
断食療法:断食には優れた治療効果がある。免疫力、排泄力が目覚ましく増強し、「万病が治る」といっても過言ではない。野生動物は、すべて断食で病気や怪我を治している。しかし、現代医学はこれを徹底して黙殺する。「食わない」だけで治られては商売あがったりとなるからだ。
医療の9割は不要:「現代医学で必要なのは全体の1割の救急救命医療のみ。9割の医療は慢性病には無力、病気を悪化させ死なせている。医療の9割が地上から消えれば人類は健康で幸福になれる」

小食、ファスティング(断食):万病を治す妙法です。病気になっても「食うな」「動くな」「寝てろ」で、免疫力、排泄力が増強し、みるみる治っていきます。それはあっけないほどです。小食のプチ断食でも、目を見張る効果があります。
風邪、腹痛、下痢、頭痛、便秘、アトピー、水虫、腰痛、うつ、糖尿病、心臓病、肝臓病、透析患者、ガンまで治ります。不妊症やEDも見事に改善するのです。

「腹八分に医者いらず」「腹六分で老いを忘れる」「腹四分で神に近づく」これは1万年以上もの歴史を誇るヨガの教えです。ヨガは世界最古から伝わる心身科学です。
「断食は万病を治す妙法である」これはヨガの教えの根本です。
ファスティング(断食)で、消化エネルギーは治癒・免疫・排毒エネルギーに転嫁、集中させることができます。
また空腹感は、生命力にスイッチを入れます。空腹感(飢餓感)は、身体にとっては一種の危機状態です。そこで、アラームが鳴り、身体の生命維持システムが一斉に作動するのです。免疫力や自然治癒力、排毒力にスイッチが入り、白血球など免役細胞が増えていきます。
それは、全身の細胞レベルでも起こります。細胞内から排毒が促進され、全身の新陳代謝が加速されるのです。こうして全身が細胞レベルでクリーンアップされ、全身の生命機能はみずみずしくよみがえるのです。

血液浄化の最良の治療法=「空腹」、「断食」=「空腹」の効能

1、オートファジー(自食作用):人体を構成する60兆個の細胞は、老化したり健常性を損なうとその中に老廃物、有害な古いタンパク質、ウイルスなどが溜まっていき、種々の病気の原因となる。
「断食」や「空腹」(とくに16時間以上)状態になると、こうした老廃物やウイルスを細胞自身が自己消化してしまい、老化や病気の要因を取り払ってくれる。

2、サーチュイン(長寿遺伝子の活発化):「空腹」「断食」により「細胞の核内に存在するサーチュイン長寿遺伝子が活発化し、又、活性酸素が除去され、長寿と病気の予防、改善が図られる。

3、デトックス:「吸収は排泄を阻害する」という生理学上の鉄則がある。逆も真なりで、「食べない(断食/空腹)は排泄を促進する」のである。
1日から数日の断食をすると、口臭が強くなり、舌には黄~茶の舌苔が生じてくる。鼻汁や痰がやたら出る人もいる。尿の色は濃くなり、黒っぽい便(宿便)が出ることもある。発疹や蕁麻疹が出る人もいる。つまり、体内、血液内の老廃物(血液の汚れ)=毒が体外に排出してくるのである。デトックスが行なわれ、血液が浄化されるのである。

4、白血球の目覚めー食べれば体力つくの迷信:白血球は血液中を流れている20μくらいの大きさの単細胞生物である。体外から入ってくる菌、ウイルス、アレルゲン等々の有害物(抗原という)や体内でできるガン細胞や老廃物を貪食して、体を病気から守っている免疫細胞である。
食物を存分の摂って満腹の時は、血液中にタンパク質、脂肪、糖、ビタミン、ミネラルなどの栄養素も一杯になり、それを食べる白血球も”満腹”状態だ。
その時、体外から菌やウイルスが侵入しても満腹のため、十分に貪欲しようとしない。つまり、我々が満腹の時は、免疫力は低下するのだ。
逆に、我々が空腹の時は、血液中のタンパク質、脂肪、糖、ビタミン、ミネラルも不足しがちで白血球も空腹、である。よって、体外から侵入してくる菌やウイルス、体内でできる老廃物やガン細胞を文字通り貪り食う。よって、空腹の時は、免疫力が上がるわけだ。
だからこそ、神様は、我々人間や動物が病気や怪我をすると食欲を奪い、白血球を”空腹”にさせ、その貪食力を高めて免疫力を強くし、病気を治すような仕組みを体内に作ってくれている。

5、胃からホルモン(グレリン)が出る:空腹時には胃からグレリン(ホルモン)が分泌され、「胃腸(肝臓、膵臓も含めて)の病気の治癒を助ける」「心臓の働きをよくする」「うつ、自律神経失調症を改善する」「脳の海馬の血行をよくして、記憶力の向上、ボケの予防をする」などの作用を発揮する。

6、オートリンス(自己融解)というサバイバル力:断食=空腹時には、体内の病気の細胞(炎症、ガン、水腫、動脈硬化)を、生命に必須の正常細胞(白血球、胃腸、肝臓、脳)が食べて生きようとする。

7、アポトーシス(ガン細胞の自殺):ガン細胞は、宿主(人体)が高熱を出したり、空腹(断食)状態になると、自殺する。

8、副交感神経の活発化「免疫強化の神経」が目覚める:自律神経のうち、「戦いの、活動の、昼の」神経といわれる「交感神経」が優位に働くと血圧上昇、脈拍増加、興奮、免疫力低下が起こる。
逆に「リラックスの、夜の」神経といわれる「副交感神経」が働くと、血圧が低下、脈拍は減少、気持ちも落ちつき、免疫力は増強する。
断食=空腹は、副交感神経の働きを高める。

自然免疫力アップのために家庭でできる簡単断食
40歳以上の日本人の半数以上が「高脂血症」「高血糖(糖尿病)」「高体重(肥満)」の「高」のつく「メタボ」で悩んでいる。原因は食べすぎ以外の何物でもない。
昔から「腹8分に病なし、腹12分に医者足らず」という金言がある。
腹4分=1食分抜くと、たちまち健康になれるのである。

参考文献

「空腹」こそ最強のクスリ(青木厚)
「空腹」が人を健康にする(南雲吉則)
3日食べなきゃ7割治る!(船瀬俊介)
やって良かった!1日1食(船瀬俊介)
1日3食はやめなさい!(内海聡)
3days断食(鶴見隆史)
一日一食健康生活(南雲吉則)

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました